0819 【自分用メモ】
戦争は確からしさの計算であるが、それには偶然が伴う。
それに伴うは不確かさであり、さらに不確かさに伴うは僥倖である。
つまり、戦争は「博戯」である。
不確かなものの存する余地は消し得ず、それをうめるものが勇気と自信である。
それだから、軍人にとって最も高貴なる善は勇気である。絶対的推理を弄んで得々としている者は間違っている。
賢明、慎慮も重要であるが、「敢為」はさらに別の次元で重要である。敢為は賢明を兼ねうるし、慎慮を除外するものではない。
クラウゼヴィッツの戦争論よりメモ抜粋。
戦争を投資に言い換えても使える。応用範囲が広そうな指摘。